当寺では、毎年節分(二月三日)に「宝珠尊融通御守(ほうじゅそんゆうずうおんまもり)」を授与しております。
節分には、こちらのお守を求めて千人以上の方々がお見えになり、普段閑静な境内が大変賑わいます。
ご興味をお持ちの方はお問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。
「宝珠尊融通御守」とは当寺の歓喜天(聖天)を大寒より七日間二十一座ご祈祷したひょうたん・お扇子のお守です。
これは弘法大師空海が日本に伝えた如意宝珠の修法に由来します。
如意宝珠とは、一切の願いが自らの意の如く叶う不思議な宝の玉で多くの人々の諸願を成就させることによって仏の徳を顕そうとしたものです。
宝珠を二つ重ね合わせると瓢の形になることから、「ひょうたんのお守」として親しまれるようになりました。
近年は、海外からお越しになる方も増えてきました。
歓喜天(聖天)は非常に気性が荒く事業の障害を起こす強い力を持つ一方、悪魔や怨霊を取り除き、現世利益に功徳があります。
家内安全、無病息災、闘病平癒、学業成就、商売繁盛、金運上昇など様々な御利益が得られることから「融通さん」とも愛称され、厚い信仰を集めています。